ともすれば刺激的で危険な印象で語られることが多い「狩猟」の持つ 社会的な役割り が見直されつつあります。
イノシシや鹿の増加に伴う農業被害増大や自然環境の変化・・・。以前は人間の過剰な開発から自然を守る事が自然環境の保全でありましたが、近年では外部から持ち込まれた外来種の駆除や、過度に増えた一部の生物を「適度な頭数調整」をする事も環境保全の一つとなっています。
今、必要なハンターは自然環境と寄り添える狩猟者。
過剰な捕獲を行うのではなく自然環境のバランスを考えながら、増えている動物を捕獲し、獲物が少なくなった場合、銃を置ける自己抑制できるハンターが今求められる理想の狩猟者像と考えます。
グッド ハンティング!では狩猟というアウトドアが日本でも行えること、
野生動物を狩る事が決して特殊な行為ではない事、自然環境の保全に逆行する行為でない事、農業とも共生できる事を多くの方に知ってもらい、狩猟の世界に多くの方が目を向けてくれることを願っています。
登山道脇で平気で草をはむシカ。一見微笑ましい風景のようですが…。
日本の狩猟者人口は30年前50万人、現在10万人程度。
30代、40代のハンターは極少数で、ベテランが大量に引退するであろう10年後にはさらに狩猟圧力が弱まる事は容易に想像できます。
今、狩猟技術を引き継ぐハンターを養成しないと狩猟技術自体が途絶えてしまう恐れがあります。
今、自然界で起こっていること
– 日本人と獣の攻防の歴史
– 今、里山の様子は…
– 脅かされる種の多様性
なぜ、今ハンターが必要なの?
–社会的な役割りが見直されているハンター
– 狩猟者人口の変化
– 命の大切さを知る
– スマートハンターになろう!