狩猟者人口の変化


狩猟者人口の変化について

大日本猟友会の資料によりますと
昭和51年には日本には53万人の狩猟免許所持者がいてその中の91%、約48万人が60歳未満の狩猟者でした。

その32年後、
平成20年には狩猟免許保有者数は16万人、昭和51年登録者のわずか30%にすぎません。

実に70%もの方が狩猟をやめてしまいました。
さらに60歳未満の狩猟者はその40%、65,000人に過ぎません。

60歳未満の狩猟者数でみると、480,000人がたったの65,000人。
32年前に比べ実に13.5%に減ってしまいました。

415,000人もの狩猟者がいなくなってしまいました!
△86.5%もの大幅な減少です。

これでは「獲物の動物を保護しろと言うけれども、動物が数を減らす前に猟師が絶滅危惧種になる。」という猟師仲間のジョークが現実のものとなる日も遠くないようです。

これほどまでに狩猟者が減少して高齢化が進んでしまっていれば狩猟による動物捕獲の力、狩猟圧は減少して当たり前といって良いかもしれません。

近年の里地への獣の出没の多さに狩猟者の減少、高齢化は間違いなく影響しています。